驚異の紫外線、その正体は?

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紫外線とは?
太陽紫外線とは、太陽光に含まれる光成分で、人の目には見えないもの。可視光線(目に見える光線)よりも波長の短いもので、地球に届く太陽光のうちの6%程度に過ぎない。
さらに、紫外線は、その波長によって3つに分けられる。

驚異の紫外線、その正体は?


紫外線の種類は?
長波長(UVA): 321~400nmの波長を持つもの。太陽紫外線のうち、約9割を占める。UVAを浴びた後の日焼けはそれほど皮膚が赤くならず、 あとで黒っぽい色素沈着が起こり、その状態をサンタンと呼ぶ。
シミやシワの原因をつくる。
中波長(UVB): 291~320nmの波長を持つもの。UVAの線量の10分の1程度。
UVBは浴びた直後から赤くなり、皮がむけたり水泡ができたりするほどの日焼けになる。 その状態をサンバーンと呼ぶ。
また、皮膚がんの原因になる。
短波長(UVC): 290nm以下の波長のもの。現時点では、オゾン層が破壊されない限り、地表には届いていない。人工的にUVCを 放出させて利用しているのが殺菌灯。
5月は要注意!紫外線が多い時期
 
実は、紫外線は日がサンサンと照る暑い時期だけではなく、5月のようなさわやかな時期でも多い。紫外線の特徴は、
● 春先の3、4月ごろからだんだん強くなり、5月から8月ごろまで多く、特に5月は多い
● 夏に強く、冬に弱い
● 1日のうちもっとも強いのは午前10時から午後2時の間

この時間に外出するなら、しっかりと紫外線対策をしよう。

紫外線がシミやシワをつくるしくみ
紫外線によって肌は急速に老化する。シミやシワがつくられる仕組みは以下のとおり。

紫外線によるシミはこうしてできる

1 紫外線を浴びる。
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2 それに対する防衛反応としてメラニン色素がたくさんつくられ、肌は黒くなる。
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3 メラニン色素はふつう28日周期の表皮の角化にともなって抜け落ち、肌色ももとに戻る。
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4 しかし、日焼けの程度がひどい場合、表皮が壊れてメラニン色素が真皮に落ち込み、色素沈着を起こしてシミになる。
軽い日焼けでも、人によっては色素沈着を起こすこともある。
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紫外線によるシワはこうしてできる
1 紫外線を浴びる。
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2 肌の弾力とハリを司るコラーゲンが断裂・変性する。コラーゲン産生量も低下する。
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3 真皮が萎縮し、深いシワが出来る。
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